日曜日, 10月 6 2019

日曜日, 10月 6 2019

気づきの日記「ポジティブシンキングよりも・・・」

Q: ポジティブシンキングの本を読みました。日々、ポジティブシンキングに精をだすことがいちばん大切なことなのでしょうか?  ちょっと疑問に思うこともあります。

A: もちろん、前むきなこころで、人や出来事のよい面を見ようとこころがけることは大切なことです。

しかし、ポジティブシンキングだけでは根本的な解決にはならないのですね。

疑問に思われているのは、きっとこのようなことかもしれません。

真のポジティブさは、努力や自分に言いきかせることで達成されるものではないからです。もし、言いきかせなければヨイ状態になれないとしたら、ほんとうはいったい何を信じちゃっているのでしょう? そのほうが問題ですよ。

また、真のポジティブさは、ポジティブ・ネガティブといったワクをこえた安心感・安らぎの感覚であり、ポジティブ・ネガティブという二つを行ったり来たりするところには存在しないものなのです。

たとえば、ゴミでいっぱいの部屋があったとします。

「わあ!汚いなぁ」と感じてしまったので、その気持ちに抵抗して「ここは気持ちがいいんだ!」「なんて快適なんだ!」と自分に言いきかせて気持ちを変えようとする。これがポジティブシンキングです。

でも、すでに「汚い」と感じちゃったわけですから、それをいくら他の気持ちに変えようとしても、こころはその不正直さに抵抗してしまいます。

ネガティブでなかったらポジティブにする必要もないので、ポジティブシンキングはすでに「感じてしまったこと」に動揺して、あわてて何かほかのものに塗り替えようとあせっている感じです。都合のわるいことはスルーして誤摩化しちゃう感じです。

これをしてしまうと、こころがホントとウソに分裂してしまうのです。そして、自分でも何がほんとうかわからなくなってしまいます。

「この部屋はゴミでいっぱいだわ。そして、私は不潔だと感じている。たしかに不潔で、これは私の望む状態ではない」、これが今の自分が実際に感じている気持ちであり、それは自分がほんとうに感じたいこととは違ってしまっているのだ、と素直に認めることが必要なのです。

たしかに、「自分のこころを変えれば目にする世界も変わる」のですが ・・・ この場合、すでに「汚い、不快、いやだ」と感じてしまっているので、この原因をどうにかしないかぎりポジティブシンキングはつけ焼き刃となり、遅かれ早かれ同じ状態に舞い戻ってしまいます。そして、それをくりかえします。

まず、「好きでない」と感じているのだから、それを認めて、「好きでない」原因こそを取りのぞかなければならないのです。つまり、「ゴミを捨てればよいのだわ!」ということです。

それを「ゴミなど存在しない!ここは気持ちがいいのだ!」とポジティブに言いいきかせてもゴミは消滅してくれません。まずは、正直に不具合を認識し正すことです。

そして、いったんゴミを捨ててしまったら、無理やりポジティブになって自分になにかを信じこませる必要はなく、ただきれいな部屋があらわれるわけです。そこでくつろげばいいだけです。

無理に存在しない状態を信じこませることはしません。

こころの場合もお部屋と同じことをすればよいだけです。

自分にポジティブな何かを信じこませて、あたかもそれが真実であるかのようにするのではなく、

* 今の状態がたしかに好きではない、幸せではないことを正直に認めます。
(あんがい、これができないことが多いのです。「幸せでないことはないです」「幸せですよ、まあまあ・・・」。しかし、完全に幸せか完全に不幸せか、この二つのチョイスしかありません。そして、幸せだったら、ポジティブシンキングはそもそもいらないのです。)

** 「ああ、ホントは幸せじゃなかったんだな〜」と認めることができたら、
じっと静かにして、そこにある落ち着かない気持ち、あるい怖れ、欲求不満、孤独などの感情が存在していたことに気づいてみます。それらのこころのゴミをずっと拒否して見ないように抵抗していたことに気づきます。直面していなかったのです。
(幸せだ!と言いはっているあいだは、正直にゴミを見つけることができないのです。)

*** その感じから逃げることなく、それをあるがままに受けとめて感じてみましょう。

**** しっかりと感じたら、そのすべてをハイヤーセルフに渡してしまいましょう。「これは、私が感じたいものではないし、私のもっていたいものでもありません」と。そして、「私のほんとうの気持ちを感じさせてください」とお願いします。(今までは、感じたくないものに抵抗することに忙しく、ほんとうの気持ちは感じたことがなかったかもしれません。)

これが、こころのお部屋のお掃除のプロセスです。完全にきれいになることを目指して、地道な、そしてこまめなお掃除が必要になります。

ポジティブシンキングで誤摩化すよりは、お掃除すべきポイントを正直に気づけるように「あるがままの気持ち」を隠さないようにしなくてはなりません。(私たちは思考でいっぱいにしたり、忙しい活動で誤摩化すことで、そこにある手放すべき感情に気づけなくなっています。)

こころというお部屋がきれいであれば、ただそれでよいのです。ポジティブシンキングというお飾りはいりません。

その空間には、よき風が吹きこみ、優しい光が差しこみ、その空間本来のもつ安らかさを感じることができるでしょう♡

さあさあ、お掃除♪ お掃除♪

PS お掃除の最初には、わけのわからない生き物、(その締め切ったお部屋に勝手に棲息していた)ゲジゲジやらナゾの生き物が飛だしてきてびっくりさせられるかもしれません。大丈夫です。ゲジゲジさんたちの方がびっくりして去っていっただけですから。お掃除をつづけましょう。

 

 

「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子 ヒプノセラピーカウンセリング

 

19-10-06 ポジティブシンキングよりも・・・

Q: ポジティブシンキングの本を読みました。日々、ポジティブシンキングに精をだすことがいちばん大切なことなのでしょうか? ちょっと疑問に思うこともあります。

A: もちろん、前むきなこころで、人や出来事のよい面を見ようとこころがけることは大切なことです。

しかし、ポジティブシンキングだけでは根本的な解決にはならないのですね。

疑問に思われているのは、きっとこのようなことかもしれません。

真のポジティブさは、努力や自分に言いきかせることで達成されるものではないからです。もし、言いきかせなければヨイ状態になれないとしたら、ほんとうはいったい何を信じちゃっているのでしょう? そのほうが問題ですよ。

また、真のポジティブさは、ポジティブ・ネガティブといったワクをこえた安心感・安らぎの感覚であり、ポジティブ・ネガティブという二つを行ったり来たりするところには存在しないものなのです。

たとえば、ゴミでいっぱいの部屋があったとします。

「わあ!汚いなぁ」と感じてしまったので、その気持ちに抵抗して「ここは気持ちがいいんだ!」「なんて快適なんだ!」と自分に言いきかせて気持ちを変えようとする。これがポジティブシンキングです。

でも、すでに「汚い」と感じちゃったわけですから、それをいくら他の気持ちに変えようとしても、こころはその不正直さに抵抗してしまいます。

ネガティブでなかったらポジティブにする必要もないので、ポジティブシンキングはすでに「感じてしまったこと」に動揺して、あわてて何かほかのものに塗り替えようとあせっている感じです。都合のわるいことはスルーして誤摩化しちゃう感じです。

これをしてしまうと、こころがホントとウソに分裂してしまうのです。そして、自分でも何がほんとうかわからなくなってしまいます。

「この部屋はゴミでいっぱいだわ。そして、私は不潔だと感じている。たしかに不潔で、これは私の望む状態ではない」、これが今の自分が実際に感じている気持ちであり、それは自分がほんとうに感じたいこととは違ってしまっているのだ、と素直に認めることが必要なのです。

たしかに、「自分のこころを変えれば目にする世界も変わる」のですが ・・・ この場合、すでに「汚い、不快、いやだ」と感じてしまっているので、この原因をどうにかしないかぎりポジティブシンキングはつけ焼き刃となり、遅かれ早かれ同じ状態に舞い戻ってしまいます。そして、それをくりかえします。

まず、「好きでない」と感じているのだから、それを認めて、「好きでない」原因こそを取りのぞかなければならないのです。つまり、「ゴミを捨てればよいのだわ!」ということです。

それを「ゴミなど存在しない!ここは気持ちがいいのだ!」とポジティブに言いいきかせてもゴミは消滅してくれません。まずは、正直に不具合を認識し正すことです。

そして、いったんゴミを捨ててしまったら、無理やりポジティブになって自分になにかを信じこませる必要はなく、ただきれいな部屋があらわれるわけです。そこでくつろげばいいだけです。

無理に存在しない状態を信じこませることはしません。

こころの場合もお部屋と同じことをすればよいだけです。

自分にポジティブな何かを信じこませて、あたかもそれが真実であるかのようにするのではなく、

* 今の状態がたしかに好きではない、幸せではないことを正直に認めます。
(あんがい、これができないことが多いのです。「幸せでないことはないです」「幸せですよ、まあまあ・・・」。しかし、完全に幸せか完全に不幸せか、この二つのチョイスしかありません。そして、幸せだったら、ポジティブシンキングはそもそもいらないのです。)

** 「ああ、ホントは幸せじゃなかったんだな〜」と認めることができたら、
じっと静かにして、そこにある落ち着かない気持ち、あるい怖れ、欲求不満、孤独などの感情が存在していたことに気づいてみます。それらのこころのゴミをずっと拒否して見ないように抵抗していたことに気づきます。直面していなかったのです。
(幸せだ!と言いはっているあいだは、正直にゴミを見つけることができないのです。)

*** その感じから逃げることなく、それをあるがままに受けとめて感じてみましょう。

**** しっかりと感じたら、そのすべてをハイヤーセルフに渡してしまいましょう。「これは、私が感じたいものではないし、私のもっていたいものでもありません」と。そして、「私のほんとうの気持ちを感じさせてください」とお願いします。(今までは、感じたくないものに抵抗することに忙しく、ほんとうの気持ちは感じたことがなかったかもしれません。)

これが、こころのお部屋のお掃除のプロセスです。完全にきれいになることを目指して、地道な、そしてこまめなお掃除が必要になります。

ポジティブシンキングで誤摩化すよりは、お掃除すべきポイントを正直に気づけるように「あるがままの気持ち」を隠さないようにしなくてはなりません。(私たちは思考でいっぱいにしたり、忙しい活動で誤摩化すことで、そこにある手放すべき感情に気づけなくなっています。)

こころというお部屋がきれいであれば、ただそれでよいのです。ポジティブシンキングというお飾りはいりません。

その空間には、よき風が吹きこみ、優しい光が差しこみ、その空間本来のもつ安らかさを感じることができるでしょう♡

さあさあ、お掃除♪ お掃除♪

PS お掃除の最初には、わけのわからない生き物、(その締め切ったお部屋に勝手に棲息していた)ゲジゲジやらナゾの生き物が飛だしてきてびっくりさせられるかもしれません。大丈夫です。ゲジゲジさんたちの方がびっくりして去っていっただけですから。お掃除をつづけましょう。

 

 

「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子 ヒプノセラピーカウンセリング