幸せになるために、今年は何をすることをこころに決めましたか?
今年こそ、「思いたったらすぐに行動しよう」とか、「ていねいに一日を生きよう」とか、「趣味に時間をもっとさこう」とか・・・。
おそらく、自らの行動を変えるための目標が多いのではないかと思います。
そのなかに是非、自分のこころを変える、つまりこころを癒すプランも加えてみたらいかがでしょう?

なぜなら、「自分の目にする世界」とは、じつは「自分のものの見方」そのものです。
「自分のものの見方」(無意識も含めて)をとおしてしか、私たちは世界を体験できません。
そして、「ものの見方」とはまさに、「こころが何を大切にしているのか」というこころの姿勢をあらわしています。
だから、整体に行って正しい姿勢をとり戻すように、こころも正しくものごとを見られるようにつねに整えてあげる必要があるのです。

生きるのがシンドくなっているときには、背骨がまがってしまっているように、素直にあるがままにものごとを知覚できなくなっています。だから、平和なものが痛みに感じてしまうのです。
こころの姿勢が曲がってしまったために、自分のこころに自分で負担をかけてしまっているのです。
苦しんでいるときも、怖れているときも、結局は自分のものの見方こそが脅威となって、自分をおびやかしてしまっているわけです。
そして、間違った思いを信じてしまっているからこそ、どこが間違っているのかさえもわからなくなります。

ひとつひとつの自分の考えが「愛」であるのかどうか、苦しいときにはとくに立ち止まって確かめてみる必要があります。
自分に対して優しい見方でものごとを見られているとき、世界は親切で優しいところに感じられるのです。
自分に優しい見方ができるように、今の間違ったものの見方に気づいてこころを癒してあげることも、幸せになるための大切なステップなのですね。
人生に不具合があるときには、こころに立ち戻ってみる習慣をつけてみましょう!
(「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子/ ヒプノセラピー・カウンセリング )