気づきの日記「停滞のループよ、さようなら 〜小さな幸せが運ぶ、宇宙の流れ〜」

ため息が知らせてくれること
「もう、いいかげんに変わってよ!」
そんなふうに思ってしまうこと、ありませんか?
「こんなに努力しているのに、なぜ状況が動かないのだろう…」
「ずっと停滞しているこの感じ。早く抜け出したい!」
そんな気持ちになると、知らず知らずのうちに、ため息がこぼれて心が後ろ向きになってしまいます。
でも実は、その ため息こそが、今の状況に自分を留めてしまっている 原因なのです。
ウンザリのループに気づく
私たちは、状況そのものに反応してイライラしたり、がっかりしているように感じます。
けれど、視点が逆さまなのです。
目の前の状況が自分をイライラさせていると思っていたけれど、
実は「私の今の気持ち」こそが、目の前のものを作り出していた——。
つまり、ウンザリした気持ちがウンザリした出来事を映し出し、それを見てまたウンザリし……
そんなふうに、自分でも気づかないうちに 同じループ を繰り返してしまっていたのです。
このような視点に気づくとき、ループからの出口が見えはじめます。

無理に元気にしなくていい
では、このループからどう抜け出したらいいのでしょう?
「よし!笑顔に切り替えよう!」
もちろんそれもよいことですが、状況に落胆しているとき、ムリに明るく振る舞おうとしても、自分にウソをついているように感じ、余計に苦しくなってしまいます。
だからこそ、大切なのは まず、自分のウンザリをしっかり受け止めてあげること。
「こんな気持ち、感じちゃいけない」とムリに押し込めることなく、むしろ、
「そりゃあ、こんな状況ならウンザリしちゃうよね」と、まるごと受け止めて許してあげること。
おもしろいもので、しっかり受け止められた感情は勢いを失い、それ以上膨らむことなく 静かに終わりを迎えます。つまり、目の前のことに反応することしかできなかった感情の無限ループに終止符が打たれるのです。
小さなハッピーを拾いあげてみる
少し気持ちが落ち着いたら、自分の周りを見渡してみましょう。
大きな変化じゃなくていいのです。
目にとまる 「プチハッピー」 を探してみてください。
たとえば——

- いつもよりちょっと丁寧にお茶をいれて、ゆっくり香りを楽しむ。
- 頑張ったご褒美に、コンビニで好きなスイーツを買う。
- お風呂タイムだけはスマホを置いて、ゆったりと自分だけの時間にする。
- 週末じゃなくても、晩酌を許しちゃう。
- 気になった新しいカフェで、ひとりお茶タイムを楽しむ。
- いつもより1駅前で降りて、風を感じながらお散歩を楽しむ。
ほんの些細なことでも、自分の内側が「これ、嬉しい♡」と感じるものを意識的に味わってみましょう。自分のこころに尋ねてみると、きっとそれが何かわかるはずです。
宇宙の流れに戻るとき
私たちが不足感やイライラに囚われているとき、それは「安らぎ」そのものである 本来の自分を忘れてしまっている状態 です。幸せの軌道から、いつのまにか脱線してしまっているのです。
でも、ため息に寄り添いつつ、それをそっと手放し、
小さな喜びを味わうとき、
そこには もともと在る「満たされた自分」 が戻ってきます。
すると、止まっているように見えていた流れは自分でどうにかしなくても、勝手に動き始めるのです。
それが、本来の自然なあり方だから。
つまり、流れは、自分で頑張って動かさなくても大丈夫。
もともとそこにあり、宇宙はすでに、あなたを運んでくれる準備ができているのだから。ただ「安らかな自分」に戻りましょう。

〜まとめ〜 あなたは、もともと大丈夫♡
状況が変わらないように感じるときほど、自分に厳しくなりがちです。
でも、本当は——
あなたは変わろうとする必要なんてなかったのかもしれません。
イライラしている自分も、ため息をついている自分も、
どんなあなたでも、もうすでにすべてが与えられている存在。
だから、受け取る両手をカラにするために、ちょっとリラックスしてみましょう。
今日だけは、自分に優しいまなざしを向けてあげましょう。
小さな幸せを見つけるだけで、宇宙はあなたに味方し始めます。
それは、自分が本来の自分であることを許しているから。
自分を責めず、嫌わず、あせらず、
優しいまなざしで受け止めてあげましょう。
どんなあなたでも、もうすでに宇宙に愛され、守られていることに変わりはないのです。
今日の気づきワーク
🌼今、どんな「ため息」が出そうか、静かに書き出してみる。
🌼その気持ちに「わかるよ」「そう思っちゃうよね」とねぎらいの声をかけてみる。
🌼今日の「プチハッピー」を一つ実行してみる。