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気づきの日記「世界に満たしてもらうのをやめたら、すべてが満ちてくる ~内なる豊かさにつながる方法~」

「不足の思い」を手放し、本当の豊かさへつながる

何をするのか、しないのか?
誰に会うのか、会わないのか?
日々の小さな選択。あなたは、それをどんな基準で決めていますか?

私たちは無意識のうちに、「より良い結果」や「損をしない道」を選ぼうとします。
「これをすれば、もっと満たされるに違いない」
「この人と関われば、きっと楽しくなるかもしれない」

一見、前向きな選択のようですが、そこに「何かが足りない」「今のままでは不十分」という思いが隠れていることに気づいているでしょうか?

「もっと◯◯だったらいいのに」「これさえ手に入れば・・・」
そんな考えが、私たちを突き動かし、気づけば「不足感を埋めるための行動」を繰り返してしまいます。

しかし、不足感を外の世界で満たそうとしても、それが完全に消えることはありません。
なぜなら、「足りない」という思いそのものが幻想だからです。


「不足している自分」という幻想

「私はもっと◯◯でなければならない」
「今のままでは価値がない」

そんな思い込みが、あなたの中にありませんか?

たとえば、誰かに認められたくて頑張るのは、「自分で自分を認めていない」から。
愛されるために何かをするのは、「今の自分では愛されない」と信じているから。

でも、その前提は、本当に真実でしょうか?

幼い頃、私たちは愛される努力をしていなかったはずです。
ただ、自然に自分を表現しながら生きていて、それでも十分に愛されていました。
それなのに、大人になるにつれ、「何かを得なければ」「努力しなければ」十分な自分にはなれないと、たくさんのルールを作ってしまたようです。

もしかすると、「不足している自分」というイメージに、ただ慣れ親しんでしまっただけなのかもしれません。

しかし、本当はあなたは何も足りないものなどない、すでに完全な存在なのです。


外側ではなく、内側に豊かさを見つける

「もっと愛されたい」「もっと認められたい」と外側に求めるとき、
私たちは「自分にはまだ足りない」という思いを強化してしまいます。

しかし、その「足りなさ」を埋めてくれるものは、外側にはありません。

唯一、それを癒せるのは、あなたの中にいる、高い自己である「ハイヤーセルフ」です。

ハイヤーセルフは、あなたが何をしようと、どんな状態であろうと、
いつでも「あなたはすでに十分であり、完璧な存在」だと知っています。

だからこそ、あなたが「私の不足感を癒してほしい」と素直に頼るだけでいいのです。
自分に頼るのではなく、ハイヤーセルフに頼ることが自分の心を癒す鍵なのです。

たとえば、目を閉じて、深呼吸しながら、こう心の中で言ってみてください。

🕊 「私はすでに十分な存在であると気づきたい。ハイヤーセルフ、この不足の思いを私の心から取り除き、やさしく癒してほしい。」

すると、ほんの少しでも、安心感や穏やかさ、暖かさが広がるのを感じるかもしれません。
それは、ハイヤーセルフがちゃんとあなたの声を受け取ってくれた証です。


「得る」のではなく「与える」にシフトする

不足感から行動すると、世界は「手に入れるべきもの」に見えます。
しかし、高い自己につながると、世界は「分かち合うもの」へと変わります。

何かを得るために人と関わるのではなく、
自分の中にある豊かさを、ただ分かち合うために人と関わる。

たとえば、こんなふうに考えてみましょう。

💡 認めてもらうために話すのではなく、心からの気持ちを分かち合う。
💡 愛されるために尽くすのではなく、ただ愛を表現する。
💡 得るために行動するのではなく、すでに持っているものをシェアする。

この意識で過ごすと、世界が変わりはじめます。
人との関係がスムーズになり、満たされない思いが自然と消えていくのです。

なぜなら、すでに持っているものを与えるとき、私たちは「私は豊かだ」と実感できるから。

そして、その感覚こそが、本当に満たされた人生へとつながっていくのです。

あなたは、すでに完全な存在です。
ハイヤーセルフとともに、そのことをどうか思い出し、「豊かな自分」として生きてみましょう。



「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子 / ヒプノセラピーカウンセリングリコネクション

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