ヒプノセラピー Q&A
- ヒプノセラピーってなに?もっと詳しく知りたい
- ヒプノセラピーと、他のセラピーやカウンセリングとの違いとは?
- なぜそんなに効果があるのですか?
- 潜在意識ってなんですか?
- どうやって潜在意識に働きかけるのですか?
- ヒプノセラピーがうまくできるか心配です
- 危険なことはない?
- ヒプノセラピーをしているとき、意識がなくなるの?
- ヒプノセラピー中に、否定的気持ちが出てきても大丈夫?
- ほんとうに変われるの?
- どうしたら効果的に変化を起こすことができますか?
- なぜ、自分を変えなければならないのですか?
- 何回セッションが必要ですか?
- 1回か1クール(3回)にするか迷っています
- 他のセラピーやカウンセリングに比べ、料金が高いと感じます
- セラピストってたくさんいるけど?
- 以前にヒプノセラピーを受けましたが、あまりよい体験ができませんでした
ヒプノセラピーってなに?もっと詳しく知りたい
ヒプノセラピーは、リラクゼーションを使ったセラピーです。言葉による誘導と音楽によって深くリラックスすることで、ふだんは意識することのない深いこころ(潜在意識)へとアプローチします。そして、その深いこころに存在する「役に立たない思いこみ」を手放していきます。その「思いこみ」こそが、自分自身を制限し苦しめている原因そのものだからです。それらを心地よいリラックスのなかで手放してゆきます。
このリラックス状態のなかでこそ、長い間変えることができなかったパターンを簡単に手放すことができます。また、自分にとって役に立つ新しい考えもふつうの意識状態より何倍も簡単に受けいれることができるのです。この深いこころに変化をもたらすことこそが、あなた自身やあなたの体験する世界に大きな変化をもたらすいちばんの方法なのです。
ヒプノセラピーと、他のセラピーやカウンセリングとの違いとは?
すべての問題の根本的な原因は、私たちの深いこころ(潜在意識)のなかに隠されています。
ヒプノセラピーの特徴は、なかなかアプローチすることができない深いこころへと優しくアプローチし、問題の核心を明らかにし、それを手放すことができることです。
ふだんは気づくことができない深いこころにアプローチすることで、自分自身を妨げている「思いこみ」に気づき、消去することができます。つまり、目のまえの問題の表面的なことにとどまることなく、それを生み出している根本原因に直接アプローチすることで終わりにすることができるのです。
多くのセラピー・カウンセリングは、表面の意識のみを扱います。そのため、たんに言葉のやりとりに終始してしまい、真の原因が存在する深いこころに到達し癒すことができません。
私たちが目にする問題というものは、こころの深いところにある「役にたたない思いこみ」が外側の世界へと投影されたものです。ダイレクトに深いこころへとアプローチすることによってのみ、自分に影響を与えているこの「思いこみ」を手放し、真に問題を終わりにすることができるのです。
なぜそんなに効果があるのですか?
カウンセリングやその他のセラピーは、こころの表面部分(顕在意識)で癒しを行います。しかし、この部分を変えても変化は長続きしません。なぜなら、問題の原因はそこにはないからです。
ヒプノセラピーは、自分自身を支配している「思いこみ」が存在する深いこころ(潜在意識)へとアプローチすることができます。そこに働きかけることで「思いこみ」を手放すことができ、思考や感情、行動にはじめて変化をもたらすことが可能になります。深いこころである潜在意識の変化なくしては、問題は解決できず形をかえて繰りかえすことになってしまうのです。
ヒプノセラピーこそが、問題の原因が存在する深いこころへと達することができる方法なのです。
潜在意識ってなんですか?
人間の意識の中で自覚できる部分はおよそ12%、そのなかでもわずか3%しか実際には使っていないといわれています。残りの90%以上の部分は、まったく自覚でず隠されたままになっています。これが潜在意識とよばれている部分です。
この隠された部分にこそ、私たちの行動や考え方を左右するプログラミング(思いこみ)が存在しているのです。このこころこそが、私たちにとって「司令塔」のような重要な存在となっているのです。
「やめようと思ったのにまたやってしまった!」「わかっちゃいるけどやめられない!」というようなことはありませんか? これは、潜在意識に刷り込まれた役にたたないプログラミングが壊れたレコードのように勝手に作動しつづけてしまうからなのです。そして、修正されるまで変わることができません。
潜在意識は、およそ13歳までのあいだにプログラミング(刷りこみ)が完了します。それ以降の人生は、13歳までの刷りこみをもとに、行動したり考えたりしているのです。従って、私たちは「今の自分」が考え行動していると信じていますが、じつは「13歳までの自分」がすべてを決め、行動しているようなものなのです。13歳以降でも、そのプログラミングはしっかりと守られ、変更することができなくなっています。しかし、ただひとつ、深くリラックスすることで潜在意識に守られたプログラミングに達することができるのです。
ヒプノセラピーはリラクゼーションにより、まさに潜在意識のなかのプログラミングを変更してゆくのにいちばん効果的なセラピーなのです。
どうやって潜在意識に働きかけるのですか?
ふだん潜在意識はかたく閉ざされた状態です。その中には、私たちが13歳までにつちかった行動や思考のもととなるプログラミングがしっかりと守られています(こうし て守られることにより、人格がコロコロ変化してしまうことを防ぎ、安定した自己を保とうとします)。しかし、深いリラックス状態(*変性意識状態)では、容易にこの潜在意識へと達することができ、その扉をあけることができます。そして、自分を突き動かしているプログラミングにアプローチすることができるようになるのです。
ヒプノセラピーでは、言葉と音楽による誘導で深いリラックス状態(変性状態)へと導きます。そのリラックス状態では、表面意識の割合が小さくなり、行動や考え方をつかさどる潜在意識にすみやかにアプローチすることができるのです。そして、否定的で役にたたないプログラミングを手放すことで、自分にとって役にたつ肯定的な提案をすみやかに受けいれることができるようになります。このように、役に立たないプログラミングを更新することで、自分の行動や考え方に確実な変化をもたらすことができるのです。
(*)変性意識は、特別は状態ではありません。わたしたちは誰でも、一日に十数回、変性意識に出たり入ったりしています。たとえば、寝起きの状態、映画や スポーツ観戦に没頭してる状態、ダンスや瞑想、ドライブも変性意識状態です。この状態は、起きているときと寝ているときの中間の脳波になり、より感覚が鋭 く、集中力が高まり、心身が深くリラックスすることにより心身ともに活性化される状態なのです。
ヒプノセラピーがうまくできるか心配です
よくヒプノに「かかる」とか「かからない」、イメージが「見える」とか「見えない」ということがとりあげられたりします。「ヒプノセラピーをしたのに何も見えなかった」・・・。もちろん、ヒプノセラピーでビジョンを見ることを目的においでになる方もいらっしゃいますが、ヒプノセラピーでは「見る」ことが癒しをもたらしたり重要な変化を起こすわけではないのです。たとえ何も起こっていないように感じたとしても、より深い無意識のレベルに変化が起こり、本来の自分自身になるための癒しのプロセスが進行しています。
ヒプノセラピーは催眠療法とも呼ばれますが、テレビの「催眠術ショー」とは違うものです。「かかる」「かからない」という表現はあてはまりません。なぜなら、ただ深くリラックスするだけだからです。もし、多少緊張されていたとしても、十分セラピーをすることができるのです。
また、「過去世が見えた」「見えなかった」ということを気にされる方もいらっしゃるでしょう。しかし、「見えた」「見えない」は、「癒し」「解放」「変化」からみると重要な問題ではありません。あなたか視覚タイプであれば、驚くほど鮮明なビジョンにびっくりされるかもしれません。一方、感覚タイプの方は 感情や身体に感じる感覚から、直感的にストーリーや状況が浮かんでくるかもしれません。あるいは、「見えない」「感じない」けど、どうしても自分が話したくなるストーリーがあるかもしれません。それも、自分の潜在意識からの解放のサインなのです。
クライアントさんに、セッション後「それは映像として全部 ”見えて” いたのですか?」とうかがうと、「う〜ん・・・。そうではない気がします。見えてはいないのですが、まるで見ているようにリアルなのです。感じているので見ているように思えるのです」とおっしゃる場合もあります。こういう方 は、「見えて」はいませんが、ちゃんと「わかって」いるのです。そして、視覚タイプであろうが感覚タイプであろうが、セラピーの効果に違いはありません。何も見える、感じない方こそが、いちばん顕著な解放を手にする場合もあるのです。
「見るんだ」とりきんでしまうと、すでに湧きあがってきている感情や身体の感覚を無視してしまい、大切な気づきを見逃してしまう場合があります。「見たい」とするこだわりは、いったん手放してしまいましょう。そのほうが、起こるべきことが自然に起こり、あるがままのすばらしいセッションになることでしょう。
危険なことはない?
ヒプノセラピーは、どなたにもご利用いただける安全で優しいセラピーです(一部の精神疾患を除く)。お受けになった皆さまは、「とても気持ちがいい」「身体もこころもラクになった」「意識はちゃんとあるのにいろいろな感情やイメージを体験できておもしろかった」「ずっとこの状態を体験していたい」という感想をいただきます。一度お受けになった方は、リピートされる方がほとんどです。
とくに、問題をかかえていない場合でも、自己成長や才能の発見、自己啓発的な効果や体力の回復なども期待できます。気持ちのいい温泉につかるようにリラクゼーションのなかで行うセラピーですので、安心してお受けになれます。
ヒプノセラピーをしているとき、意識がなくなるの?
「意識がなくなる?」「恥ずかしいことをしゃべってしまったり、秘密を知られることはない?」と不安に感じられるかもしれません。
軽く目を閉じてみてください。まわりの音が聞こえますか?身体は動かせますか?自分が誰だかわかりますか? ・・・・ じつは、ヒプノ状態はこのように目を軽く閉じているときと同じです。意識や記憶がなくなったり、言いたくないことを言ったり、意志に反してやりたくな いことをしてしまうようなことはないのです。ちゃんと気づいていて、意識があります。しかし、より深くリラックスすることで、感覚が広がり、ふだんは感じることができない記憶や意識まで感じるとることがで きるようになるのです。
このように、深くリラックスすることで表面意識(意志や理性)は小さくなりますが、決してなくなってしまうことはありません。セッション中は過去のイメージが出てきても、「あれ?これってわたしの想像かも?」とか「こんなの出てきちゃっておかし〜!」と、つねに意識が検閲をかけることになります(検閲にかかわらず、癒しは起こります)。 ヒプノセラピーはまったく人をコントロールする力は持ちませんし、意識がなくなってしまうこともないのです。
すべての催眠は自己催眠です。ご本人の意志によってのみ、癒しに導かれます。セラピストは、その方の心のパワーの方向指示器になるだけなのです。「これをやってみよう!」とご本人の積極的なセラピーに参加する姿勢があってこそ、セラピーを成功させることができます。お受けになるときにはなによりも、 ご自身の自発的な意志こそが大切です。自発性こそが大きな癒しをもたらす力となります。
ヒプノセラピー中に、否定的気持ちが出てきても大丈夫?
セッション中の否定的な気持ちも、そのまま受けいれてゆきます。なぜなら、わたしたちの否定的な考えというのは、小さい頃からくり返し刷り込まれたことによって習慣化しているからです。また、どなたの中にも、「今の自分を変えたくない」という変化への怖れがあるので、否定的な気持ちが出てきても不思議ではありません。
潜在意識の扉が開いた状態で、「なぜ、そのように感じるのか」を客観的にみることにより、その原因に気づき穏やかに手放すことができます。また、その状態で肯定的な提案をすることにより、容易に新しい考え方、感じ方を持つことができるようになるのです。
ほんとうに変われるの?
人の心のパワーというものは、すばらしいものです。どんな問題でも、問題はさらに幸せな自分になるためのステップであり、贈り物なのです。
どうしたら効果的に変化を起こすことができますか?
「もう、変わりたい!」「もう、こんな自分から卒業したい!」「こんなはずじゃない」あなたがそんな気持ちをお持ちだったら大丈夫。あなたの変わりたい気持ちが大きければ大きいほど、その「熱意」があなたの背中をちから強くあと押しします。
また、もうひとつ大切なことは、「素直さ」です。自分が変わる、ということが起こるためには、今までとは違うまったく新しい考えにこころを開き受けいれる必要があるからです。自分の古いモノサシで制限してしまうのではなく、今はわからなくても受けいれるということをしてみましょう。
そして、セラピーを受けることによって「自分は何を手放すのか」。それを手放すことによって「何が手に入るのか」、「何ができるのか」、 「どんな自分がそこにいるのか」...。。セラピーをお受けになる前に、ノート に書き出してみてください。セッションが実り多いものとなるとともに、ゴールがあなたをそこに連れて行ってくれることでしょう。
なぜ、自分を変えなければならないのですか?
もし、今なにかがうまくいっていないようであれば、あるいは自分自身が心地よくいられないようであれば、外側のものごとや人々を変えるのではなく、原因である自分自身を変える必要があります。
私たちは誰でも、刷りこまれた過去のパターンにしばられ考え、行動しています。しかし、それこそが、今の現実にはそぐわずに摩擦を起こしてしまう原因なのです。
もし、生活のなかで完全にくつろいで、人にこころを開けていないのであれば、こころのなかのゴミをきれいにして、本来のくつろいでオープンな自分に戻してあげましょう。
何回セッションが必要ですか?
基本的には、1クール(3回)のセッションを目安とし、その後はその方のペースで追加セッション(1回ごと)やメンテナンスセッションにお越しいただくことをおすすめしています(リピーター割引あり)。
問題の深さ(その方がどの程度、無意識のうちに問題を握りしめているのか)、また癒しの準備ができているかにより、必要な回数は異なります。ご自分にとって心地よいペースで受けていただくのがいちばんですが、一般的には3〜5回程度が多いようです(それ以上の回数がかかったとしても、その方のペースなので心配される必要はありません)。
心には恒常性があり、長年なじんだ元の状態に戻ろうとしてしまいます。できればご自分のペースでフォローアップとして追加のセッションを定期的におとりいただくとよりよい状態を保ちながら気づきを深めることができます。(→ ブログより 気づきの日記「セラピーを受けたのに・・・くりかえす問題」)
心も部屋と同じように、知らず知らずのうちにホコリがたまります。かかりつけのお医者さんで体調をチェックするように、たまにはご自分の心もメンテナンス(お掃除)することが心の健康のためには大切です。
まずは一歩ふみだしてみることです。ご自分の今できる範囲から、とりあえずスタートしてみることです。
1回か1クール(3回)にするか迷っています
1回からでもセッションはお受けになることができます。より効果的で深いセラピーを行うためには、1クール(3回)をおすすめいたします。はじめてのセッションでは、どなたも緊張してしまうものです。回を重ねるごとに深くリラックスできるようになり、自然と潜在意識にアクセスし、より深いセッションができるようになります。また、毎回セッションの前後に丁寧なカウンセリングを行うため、より新しいものの見方、気づきを加速させることができます。
1クール(3回)のセッションでは、基本的には1回目のセラピーでは誘導に慣れリラックスする練習をしながら、あなたの才能の鍵をにぎるインナーチャイルド にアクセスし癒しを行います。2回目では、現在のご自分の足かせとなっている幼児期をみてゆきます。そして、準備ができた3回目では過去世退行やハイヤー セルフのセッションを行ってゆきます。もちろん、おひとりおひとりにあったメニューを作成致しますので、セッションはご自分のそのときの状態にあっ たものにすることができます。
また、1回のセッションの場合は十分なお時間をとってありますので、1回でも深いセッションを体験していただくことがで きます。
他のセラピーやカウンセリングに比べ、料金が高いと感じます
「オフィス・るん」のヒプノセラピーは、クライエントさんのこころによりそいながら、丁寧にじっくりと時間をかけて行っています。お一人お一人にあわせたカスタムメイドのセッションです。
また、他のセラピーやカウンセリングよりも深いレベルにおいて癒しを行います。セッション内容は、「学習」「思いこみの取り消し」「ヒプノセラピーによる抑圧された感情の解放」という3つのパートからなり、「癒し」と「心の教育」をともに行っています。
- 「学習」自分自身と世界、人生についての真理をミニレクチャーで学ぶ・・・「自分の心の扱い方」「真の自分自身について」「自分と世界の関係」など、本来の自分自身としてリラックスして人生を生きるために必要なこと、知らなければならないこと、まだ学んでいないことを学習します。
- 「信念の取り消し」自分を苦しめている役にたたない信念を探求し消去する・・・ヒプノとは別のメソッドにより、自分にとってもはや役に立っていないにもかかわらず握りしめてしまっている信念を深い意識で消去します。
- 「ヒプノによる抑圧された感情の解放」潜在意識下に抑圧された感情や思いこみを手放す・・・ヒプノセラピーにより、無意識のうちに呑みこんでしまった感情や思いこみを穏やかに解放し、安らぎを取りもどします。
たいていのセラピーでは、こころの表面だけに働きかけることにとどまりますが、「るん」のセラピーでは、ふだんは気づくことのない深い意識に働きかけ、問題の根本原因を解放し、また日常生活のなかで役立てられる「心についての教育」も行います。お時間も十分にとり、丁寧なセッションをこころがけています(1回セッションは2時間半前後、1回/1クールは1時間半〜2時間前後)。
セラピストってたくさんいるけど?
カウンセラーやセラピストは国家資格ではないので、ある意味では誰でも名のることができてしまう資格です。
たとえスクールで学んだとしても、ほとんどのヒプノセラピースクールではヒプノのメソッド(リラクゼーションのやり方)だけしか教えていません。しかし、 ヒプノセラピーを行うには実際たくさんのスキルが必要とされます。セラピストのコミュニケーションスキル、気づきの深さ、セラピスト自身の癒され度、セッションの経験値、クライエントの感情への共感とその扱い方、「問題」とはなにかという真の理解、「真理」といわれるものへの知識・洞察など・・・。
そのようなことを頭におかれて、セラピストのバックグラウンドとともに、ご自分との相性もチェックされることをおすすめ致します。
以前にヒプノセラピーを受けましたが、あまりよい体験ができませんでした
セッションを中途半端なまま終了させてしまうと、感情を十分に解放できずにそのまま表面意識にとどまらせてしまいます。こころの奥深くに眠っていたものをせっかく引っぱり出したのに、それを片づけることなく放っぽりだしたまま終わってしまうということです。
丁寧に感情を受けとめ、その後に解放された自分自身のなかでくつろぐことで、深く満ちたりたリラックス感を味わうことができます。ヒプノセラピーはまさにその解放感を感じるために行いますので、お一人お一人のペースにあわせながら行うことで、ヒプノセラピーならではの解放感や安らぎ、満たされた感覚、喜びなどを感じることができるのです。